記事一覧
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土地家屋調査士
不動産登記には公信力はないので対抗力をつける
公信力とは 公信力とは、登記簿に記載された内容が、第三者に対してその内容を信頼してよいという法的な効力を意味します。つまり、登記簿に基づいて取引を行った第三者が、たとえその登記内容が実際には誤りであったとしても、その登記を信頼した取引が... -
雑談
相続登記後にくる営業電話やチラシについて~不動産登記受付帳:行政文書開示請求~
まずは行政文書開示請求について 行政文書開示請求と相続に関わるケースでは、主に相続に関連する情報や手続きの証拠を入手するために行政文書の開示を求めることが可能です。行政機関が保有している文書の中には、相続手続きに役立つ情報が含まれている... -
雑談
障がい者手帳保持者は遺言書を作れない?
障がい者手帳について 障がい者手帳は、障害を持つ人が一定の支援やサービスを受けるために必要な証明書です。障がい者手帳には、身体障害、精神障害、知的障害の3つの種類があり、それぞれに応じた支援が提供されます。障害の度合いや種類によって異な... -
遺言・相続
予備的遺言とは
予備的遺言について 予備的遺言とは、遺言者が指定した相続人や受遺者が、遺言書で指定された遺産を相続できなくなった場合に備えて、その代わりに別の人に相続させることを指示する遺言です。いわば、「予備」や「次の手段」として指定しておくものです... -
遺言・相続
遺言の撤回と遺産分割協議について
遺言は撤回できる 遺言は、遺言者が自分の死後にどのように財産を分配するかを指示するための法的文書です。ただし、遺言者は生前であれば遺言を自由に変更したり、撤回することができます。遺言の撤回にはいくつかの方法があります。 遺言の撤回方法 新... -
遺言・相続
検認はすべての遺言書で必要?何をするもの?
検認とは 検認(けんにん)とは、相続手続きにおいて、家庭裁判所が遺言書の存在や内容を確認し、その保管状況などを調べるための手続きです。検認は、遺言書が偽造されたり改ざんされたりするのを防ぐためのもので、遺言書の有効性や内容の適否を判断す... -
遺言・相続
相続における限定承認についてとその費用
限定承認とは 限定承認とは、相続に関する手続きの一つで、相続人が被相続人(亡くなった人)の財産を相続する際、遺産の範囲内でのみ債務(借金など)を引き継ぐという制度です。通常の相続(単純承認)では、相続人は被相続人の財産だけでなく、負債も... -
雑談
エンディングノート(終活ノート)についてと作り方
エンディングノートについてと作り方 エンディングノートとは、人生の最終段階に向けて自分の希望や意思、重要な情報を記録しておくためのノートです。自分の死後に家族や友人に負担をかけないために、あるいは自身の希望が確実に実行されるように、あら... -
土地家屋調査士
土地の境界線と境界立会
土地の境界 土地の境界線は、隣接する土地との間で所有権の範囲を区切る線を指します。土地の境界線は非常に重要で、土地の利用や売買、トラブル防止のために正確に把握しておく必要があります。 1. 土地の境界線の種類 境界線には大きく分けて次の2種... -
遺言・相続
兄弟には相続における遺留分があるのか
遺留分とは 遺留分制度とは、相続において、被相続人(亡くなった人)が自由に財産を処分できる範囲を制限し、一定の相続人に最低限の相続分(遺留分)を保障する制度です。これにより、被相続人が特定の相続人や第三者に遺産のすべてを譲渡した場合でも...