長崎県諫早市の土地家屋調査士・行政書士の尾上健太です。
遺言書の作成や遺産分割などの相続対策はお金持ちしか関係ないと思っていませんか?
実は裁判所の司法統計(令和5年度)によると、遺産分割事件の遺産の価格別では、1000万円以下が約33.8%、5000万以下が約43.8%と、遺産が5000万円以下だと1000万円以下と合わせて全体のなんと約77.6%まで達します。
相続争いは財産の大小ではなく、日頃の平等意識や損得勘定の少しのズレから生まれるもので、『お金が少ないから揉めない。』『今は兄弟姉妹仲が良いから揉めない』ということではありません。
例えば、親の財産が現金は500万円で、不動産が土地と建物で合わせて2000万円(時価)だとしたら、不動産を売れば仲介手数料や登記費用など抜いても1800万円〜1900万は残りますから、現金のみを相続したいと考える人は少ないでしょう。
東京など賃貸で生涯を終える人は不動産がないので遺産分割しやすいですが、田舎の方が複数不動産を所有している方がおり、また相続人が都会より多い傾向にあるため、特に揉める傾向にあるようです。もちろん、都会は資産の額が大きいのでそれはそれで揉めるのですが…
おのうえ事務所では、宅地建物取引士といって、不動産のプロフェッショナルの資格も登録しており、安心して相談して頂くことができます。
また、遺言や遺産分割についても行政書士を持ってますので安心してご相談下さい。
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